日記アーカイブ |
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昨年末東急ハンズ銀座店でインシュレータ用のパーツをいくつか購
入してきた。 木材の輪が8個で189×2=378円、直径17mmのビー玉が367円と両方合わせても745円しかしない。オーディオ用ではないので、東急ハンズの ような高い店で買ってもこの程度である。 現在も同じ店で購入したおはじき型のひしゃげたビー玉を使っているが、設置しにくかった。このため、新しい形のインシュレータを試してみたかった。 今回試すのは左下の写真のようにして球形のガラスを使う方法である。球形は、そのままでは安定しないがこのように輪に嵌めると安定する。この向きで使う と、スピーカーキャビネットとは点接触になるので、前記のおはじきかまたは天然石のような使い方ができる。この組合せでは、ビー玉の下面が下に付いてしま うかと思ったが、ちょうどぴたりのサイズで、ビー玉を線で受ける形になった。 見た目も結構綺麗で音は良さそうである。実際に使ってみる と、なかなか悪くない。おはじき型や天然石のインシュレータのような良さは共通しており、音はシャープにまとまる。しかも安定性が良いので使いやすい。こ の形だったら、大きさを変えれば大型のシステムにも使うことができるので発展が容易である。 次は、砂とか砂利を使うインシュレータに挑戦しようと思う。 |
新年明けましておめでとう御座います。今年2回目の日記ですが、
前回のものは、昨年のうちに書いておいたものでした。年末年始はトルコへ旅行し、帰宅したときはへとへとだと思ったので、昨年のうちに書いておいたもの一
度読んでからをアップしました。 左の写真は、今年の初日の出です。イスタンブールのホテルの庭から、ボスフォラス海峡の向こうのアジア大陸から上がる初日の出でした。イスタンブールは 海峡を挟んで、アジア側とヨーロッパ側に分かれていて、美しいのはアジア側ですが、ホテルはヨーロッパ側にありました。 朝食をとっていたら幸いにも初日の出が見えたので、コンパクトデジカメで1枚。初日の出は美しい! |
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さて、ここからは文体を変えて... イスラム教のモスクはとても美しい。写真のように、ドームの脇に高い塔が立っている。塔には拡声器が付いていて、お祈りの時間になるとそこから街中に放 送されるようになっている。 イスラム教国を訪れたのは初めてである。訪れてみて初めて自分や日本の人々が(多分世界中殆どの人々)、イスラム教について全く誤った考えを持っているこ とを学んだ。ツアーには、観光ガイドがずっと付いていて、イスラム教の本質を説明してくれた。イスラム教は、キリストも預言者として信じ、尊敬しているの だと云う。偶像崇拝がないので、預言者を通さずに神に直接祈るのだという。 しかし、一部の国や地方では、宗教が政治に利用され、学のない人を扇動して、本来の教えとは違うことを行っているのだと、トルコ人ガイドが語ってくれ た。自分はそんなところしか知らなかった、または、知らされていなかったということだろう。 カトリックである妻は、関心を示し、キリスト教社会の悪い面を感じていた。 モスクは内部も美しい。音響効果もよさそうだが、ローマカトリックとは違いオルガンはない。お祈りは見世物ではないので、内部の音響を確認することはで きなかった。 |
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エフェソスには、昨年訪れたギリシャと同じく、ギリシャ時代の劇
場がある。ここの音響は昨年の日記に書いたギリシャでの劇場より
は、客席がなだらかに高くなっており、音の通りは悪いが、撮影したこの位置からでも、中央にいるガイドの声(イヤホンガイドを使っているので大声は出さな
い)も何とか聞こえる。ここなら音楽や演劇も楽しめたのだと思う。 トルコからも過去にメールを送ってくださった方がおられたので、時間があれば会いたかったのだが、広い国で事情も分からないので今回は連絡しなかった。 次に行くとき(があれば)には連絡してみようと思う。 |
先週手作りアンプの会の関東三土会に来られたBunpeiさんにご訪
問頂いた。目的は、SDメモリプレーヤーの試聴である。 このSDメモリプレーヤは、まだ基板の段階で、筐体も電源も付属していない。また、DACも別に準備しなければならない。Bunpeiさんが持ってこられ たのはFidelix社製の、ハイサンプリング対応のものである。20万円位するものだそうである。 Bunpeiさんは、いろいろ試した結果、電源には乾電池が良いということで、写真のような電源を持ってこられた。 このSDメモリプレーヤを使うには、まず、音源を準備しなければならない。ハイサンプリングの音源は限られるので、自分がチェックに使うCDをいくつか リッピングしておいた。 使用したCDは、 (1) ゲルギエフの『春の祭典』(468 035-2) (2) "Sing for Joy2"'(ICCD43430) (3) ハイデルベルク教会のオルガン(CR990601) (4) オーマンディ指揮のブラームス交響曲第一番(SICC 1421-3) の4枚である。(4)は、30年位前に廃盤になったLPレコード(SOCT18)も持っているので、これも準備しておいた。 |
Windows2000
Professional(W2K)をインストールしたPCにUltraVNCをインストールした。UltraVNCは、他のPCからデスクトップを操作
することの出来るソフトで、操られる側にサーバ、操る側にビューアをインストールして使用する。ビューアは、自分がメインに使用しているWindows
XP Professionalにする。これで、
W2KのPCの画面操作がリモートで出来るようになり便利になった。W2Kのほうはウィルス対策ソフトも使用せず、AVGがインストールされているXPの
ほうをプロキシサーバにして、ウィルス感染対策にしている。このPCではメールも使用しない。ファイルは、XPのドライブをネットワークで使用するので、
ファイルそのものが感染する危険性はゼロに近そうである。試してみた感じでは、PC本体がウィルス感染の危険も殆ど無さそうだし、感染してもインストール
しなおすだけなので、大したことはない。 |
上の写真は以前のものです
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2009年に作って暫く使っていなかったDie
Bremseを機会があって、再び聴くことになった。Die
Bremseは、副空気室にペットボトルを利用しているのが一番の特徴である。ペットボトルを使ったのは、面白さを狙った訳ではなく、構造が外から見て一
目瞭然で、かつ、作り易く、安いという特徴がある。この構造は標準型MCAP-CRそのものなので、誰もが簡単につくることが出来る。但し、見た目が名前
の通り虻そのもので格好良いとは云えないし、場所を食うので、左右別々に置くのも厳しい。 機会があって改めて聞いてみると、これでもそれなりにステレオ再生になっているし、音もそんなに悪くなかった。使っているユニットのW3-326SC は、高域が上がっているので、斜めに取り付けて丁度良い感じだ。 まだ決定ではないが、これを公開することが出来るかもしれない。 |
という訳で、普段使っているアンプの消費電力が気になって、手持ちの
ミニコンポ使ってみた。KenwoodのRD-LCA5MDという機種で、FM/AMチューナー、MDとデジタルアンプを搭載している。これは4〜5年前
に購入したものと思う。NHKのラジオ講座を録音して、通勤中にポータブルMDで聴くという目的で購入したものだ。しかし、ポータブルMDが市場から消え
て使い道が無くなってしまい、お蔵入りしていたものである。スピーカーも付いていたが、一度も使ったことはない。 ミニコンポなので、性能は望めない。出力は小さく、最大にヴォリウムを上げてもクリップしない。デジタルアンプは、デジタル目盛を見て出力を判断するも ので、ヴォリウムに絶対位置がないのでちょっと使いにくい。大出力だったら、スピーカーを壊すだろう。 |
撮影当日まで殆ど事情が分からなかったのだが、あるテレビ番組に出演
することになった。今日ようやく撮影が終わった。 場所は世田谷区妙法寺。日本最大と思われる某オーディオサークルの会長が住職を務める。 番組の内容等は事前には殆ど分からなかったのだが、実際に撮影に行くと、そのオーディオサークルに中身の多くを委任していたことが分かった。自分も一応 会員なので、会員の1名として参加した。自分は参画度が低いナマクラ会員なのでちょっと....だった。 内容はあまり書けないので、放送が終わってから少し書き、まだ内容も日程も決まっていないオフ会で話そうと思います。 放送まで未だ1ヶ月ちょっとあるので、番組表に予定が載ったらこの日記に書きます。自分の出番は長くて1分位と思います。お騒がせされた方々も多く複雑 な心境です。 |
Openoffice
Mathを使って実際に数式を書いてみると、あまりストレスはないし、結構綺麗に書ける。 右は、Openoffice Mathを使って実際に描いてみたものをPDF変換した画面の一部である。Vine Linux 5.2の無償版を使っているので、フォントの数に制限はあるが、見掛も超高級商用のMicrosoft Wordで書いたものと比較しても全く遜色ない。 これだったら、今後、この研究で使用するワープロソフトは、Open Office Writer + Mathにしたほうが良さそうだ。 これで、会社以外での脱Windowsにまた一歩近付いたかな?Linuxの一番の課題は、モバイル機器への対応だと思うが、既にAndroidで実装 されているので、今年あたり各社でLinux対応を進めてほしい。 |
先週、ブルーレイレコーダを買ったばかりなのに、今日は、デジカメを
衝動買いしてしまった。リコーのCX5という機種だった。 最近は、夫婦で一眼レフを担いで海外旅行に行くには体力の限界を感じていた。本当はOlympusのXZ-1というに興味を持っており、見るだけのつも りが、隣にあったCX5の商品説明を受けてあっさり買ってしまった。気に入ったところは、今となっては控えめな1,000万という画素数と、XZ-1より も1万数千円安かったところである。リコーは以前にコンパクトのフィルムカメラを持っており、意外に良かったのでメーカーのイメージが良かった。 実際に使ってみると、手ブレ補正性能も良いし、モニターが綺麗で写しやすい。反応も今持っている機種より早く、一眼レフの代わりになりそうな感じだ。問 題は、次の旅行が決まっていないところか。 |
今日は関西地方に出張があった。昼に半端な時間が余ったので、駅前に
見付けた100円ショップに行ってみた。 メモリーカードなどちょっとした小物を入れるものをがあれば欲しかったのだが残念ながら、丁度いいが無かったので、写真上側の4個セットの半透明容器を 買った。また、東急ハンズでは400円弱のビー玉と同等品があったのでこれも購入した(中央2個の容器の中)。緑のほうは東急ハンズのものと同等サイズで 黄色いものは多少小さめである。 ついでに小物を入れるチャック付き小型ポリ袋も購入した。全部で6点、合計630円が高いか安いか分からないが、ハンズよりは安いので良いことにした い。 こんなのがオーディオ小物とは誰も思わないだろうな... |
2011年のスピーカー再生技術研究会オフ会の日程と場所が決定し
た。今年はM-TKさんのご協力で、中野ゼロの立派な視聴覚ホールを借用することが出来た。日程は、9月4日、ホールを使用できるのは、朝9時から夕方5
時までで片付けの時間を含む。前回は片付け時間を考慮して21時までの枠を借りたが、時間があると、中々引き上げられないという問題もあったので、17時
できっかりと切ったほうがいいのかもしれない。今回はたまたま夜間が当たらなかったので、これでいくことにした。 会場の費用も支払い済みである。前回は、初回ということもあり全部自費で借りたが、参加した方から、次回は皆で出しましょうという有り難いお言葉を頂い たので、今回は、有志の割り勘にしようと思う。会則により分担金の支払いは強制できないので、あくまでも有志だけである。参加したからと云って支払う必要 もない。なるべく多くの方一般のに聞いて頂きたいので、中野ゼロ当局を通して中野区の一般の方にも公示する予定である。 今度の会場は、中野駅から徒歩7〜8分で、人通りの多い場所である。主催者の駐車場だけは確保されている。また、近くには割安なコインパーキングがあり 1日最大で2,000円かからない。都心の問題はいつも駐車場である。スピーカーシステムのような大きなものを搬入するには、自家用車が必要だが駐車ス ペースがないことが多い。その代わりに公共交通機関で気軽に参加できるので良いといえば良い。 |
先週の出張のときに風邪を引いてしまい長引いている。昨日と今日は会
社を病欠してしまった。 自宅でも会社のメールを見ることができるので、仕事を消化しながら、Windows 7を導入している。気は進まないが、会社でWindowsを使っているので、自宅でもLinuxだけという訳にはいかず、昨日アマゾンでUltimate Editionの通常版を発注した。今日の朝には早くも到着した。この早さにはびっくりした。 通常版を購入したのは、これ以上ハードを増やすことが出来ないためである。自宅のメインPCは、PentiumDの初期型2.8GHzで、RAMは 3GB積んでいる。Windows 7で使えないほどのロースペックではないと考え、OEM版のXP Professionalとデュアルブートにすることにした. XPはすでに5年以上使い込んで調子が悪くなっている。このため、昨日バックアップをとっておいた。 |
勢いで導入してしまった、Windows
7であるがこれには思いの外苦戦している。感じたことを書くと、 (1)目が疲れる 半透明でバックグラウンドが少し透けている様子は、目が変になった感じで、コンピュータに向かうのが苦痛になる。 (2)古いソフトは文字化けする 左は、EdMaxというメールソフトであるが、ご覧の通り化けてしまった。このソフトは、フォルダごとコピーすればどのパソコンでも使用可能で便利だっ たが、これではどうしようもない。メニューの一部も化けてしまって使えない。 (3)エクスプローラが変わり過ぎで使いにくい。ディレクトリの階層を上げるにはどうすればいいのか... |
帰宅途中に外を見ても東京にはダメージがあるようには見えなかった。 家に帰ると、大きなダメージはなかったが、CD棚からCDがたくさん落ちたということだった。また、スピーカに敷いていたガラス玉のインシュレータが、 左の写真のように全て外れており、ひとつ落ちていたが、スピーカ本体は落ちていなかった。さほど揺れなかったのかもしれない。 これほど大きな震災はめったに無いことだと思うが、都心の交通網は簡単に止まってしまうことを実感した。やはり都心の自家用車は制限すべきだと思う。石 原さんの云うように、東京に入ってくる車からは通行料を徴収するなどの、措置が必要なのではないかと思う。 震災に遭われた方々に対しては直接は何も出来ないが、義援金には参加しようと思う。 |
今年は震災の影響で、花見の自粛が多いそうだ。自分はと云えば、花見の宴会は毎年自粛している。折角花が美しいのに、ブルーシートと人だかり、騒音で台無
しにするのが嫌だからだ。そのような訳で、一番好きな花見場所は、宴会禁止の千鳥ヶ淵である。通常の花見コースは、千鳥ヶ淵、靖国神社、靖国から市ヶ谷ま
での神田川沿い、更には、隅田公園、また、上野の不忍池〜上野公園といったところにしている。 今年は、千鳥ヶ淵の桜を鑑賞したのだが少し早い感じだった。靖国神社に行くと、『東日本大震災に鑑み花見の宴はご遠慮願います』という立札があった。震 災に関係なく、宴会は常時禁止して欲しい。今年は、靖国神社も素敵な花見スポットになりそうだ。 市ヶ谷の近くまで行くと、結構咲いている桜もあった。こちらは残念ながら宴会のブルーシートがありいつものように興醒めだった。折角桜が美しくても、人 が醜い、煩い、臭いというのは良くない。 福島第一原発の近くに夜の森という桜の名所がある。そこには、かつて日立市に住んでいたときに訪れたことがある。人が少なくて桜が綺麗だった。福島県浜 通りは人が少くて風光明媚の穴場だった。今年は原発の30km圏内は立入禁止なので、夜の森で花見をする人は居ないだろう。それでも桜は美しく咲くに違い ない。あと何年したら、夜の森で再び桜を見ることが出来るのだろうか。 |
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今日は桜が満開になっていた。上野公園、不忍池、靖国神社、千鳥ヶ淵
のどこも桜の美しさが際立っていた。 上野を歩くと、外国語もちらほらと聞こえてきたので、少しは日本に観光で来るようになったのだろうか。だとするといいことだと思う。また、上野公園や千 鳥ヶ淵などは、歩くのも困難なくらいの人出だった。こんなときだからこそ、花を鑑賞して気持ちを明るくしたいのだろうか。 左の写真は、千鳥ヶ淵の入口付近から撮影したものである。この先を進んでいくと、更に桜が多いのだが、最も綺麗なのが入口付近だと思う。何年か前に枝を 払ったらしく、最近は写真のようにさっぱりしてしまった。 |
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タワーレコードからのメールマガジンを見て同社のサイトを見たら、限定で値引き販売しているものがあったので、昨日注文を出した。今朝メールを見ていたら
出荷案内が着ており、明日届くのかと思ったら、今朝10時半には到着してしまった。これなら買いに行くよりも早い。アマゾンだと、契約店からの販売だが、
タワーレコードだと自社販売なので、手続きが少くなりその分早いのだろうか。 マゼール指揮ピッツバーグ響のシベリウス交響曲全集が5枚組で1,890円、セル指揮クリーブランド管のハイドン交響曲集が4枚組で、1,490円、合 計で3,380円で送料サービスである。CDは安くなったと思う。自分はコピーではなく、買って聞くので、今後もCD規格を続けて欲しい。ハイサンプリン グ規格を高額で、となると音楽を楽しむ妨げになるかもしれない。 |
先週タワーレコードの通販で購入したSONY Classics
CDは2組とも好みに合ってお買い得だった。セルのハイドンは、古くて良い録音で渋く深みのある演奏で素晴らしいものだと思う。それにもまして特筆すべき
ものが、マゼール指揮のシベリウスだと思う。 ジャケットは、左の写真の通りすべて同じで極めて手抜きなのだが、演奏、録音共に素晴らしい。演奏については、自分が論評するような能力はないが、シベ リウスの世界がそこに見えるように感じる。収録されたHeinz Hallは、音響効果が良いとは御世辞にも云い難いところだが、このCDを聞くと素晴らしい音響に仕上がっている。そこそこのオンマイク録音でなければ、 ホールの悪いところが耳につきそうだが、オンマイクの不自然さが感じられない、フルレンジスピーカーでの再生にも耐える音である。 自分が生で聞いたこのオーケストラの感想は、指揮者の音をそのまま出すというもので、指揮者によっては耳を切り裂くようなぐねぐねしたような音でも出す のだが、ロリン・マゼールのような一流の指揮者の下では凄い演奏をする。 |
嘆いてばかりいてもしょうがないので、自分は音楽会に行ったり、CD
を買ったりして少しでも音楽会を支えようと思う。 またタワーレコードのメールを見て、左の写真のセットを購入してしまった。土曜に発注して今朝配達だったので相変わらず速い。往年の録音を5セット全部 で30枚これが9,950円である。これでは楽団が経営できないかもしれない。安くても皆で買えば相当な金額になるのでどんどん買いましょう。 早速聴き始めたところ、古い録音ではあっても音楽が素晴らしい。録音も音楽の良さを引き出したもので、最近の怪しい録音よりはずっと良い。 |
Linuxシステムからデータをコピー中 |
時間が足りなかったので、今週このデータの救出を行った。 救出方法は、(1)ディスクを外して、LinuxのOpenSuse11.3のシステムに接続する。(2)Linuxシステムで、ディスクのNTFS パーティションをマウントする。(3)LinuxシステムでSambaサーバを起動しWindowsシステムからネットワーク越しにファイルをコピーす る。 たったこれだけでデータが全て救出できた。LinuxシステムでWindowsのディスクを読むのは簡単である。どうしてこのディスクのデータを同じ Windows 7で読めなかったのだろうか? 慣れるとLinuxのほうが圧倒的に使いやすい。今年は本格的にOSの移行をすすめるしかなさそうだ。 |
パソコンを新しくすると、容量の小さなハードディスクとか、ちょっと前のマザーボードとかが余ってしまった。自分では使わないが使えない訳ではないので、
ヤフオクで1円で出してみようかと思い、余った部品で1台組み立ててみた。スペックは、下記の通りそんなに悪くはない。電源も静音タイプである。
そこで、ヤフオクに...と思ったが、筐体が大きいので、発送が大変なことに気付いた。ヤマト運輸のパソコン梱包箱にも、こういうごく普通のパソコン用 は無さそうだ。さてどうしようかな... 外観は左記のような感じで、開いたベイが丸見えだったりし てジャンクですが、欲しい方がいらっしゃったら差し上げます。 |
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次の作品を作りたくなり、板だけ先に購入してきた。購入したのは職場の
近くのロイヤルホームセンターで、下記の4枚、いずれもクリアパイン集成材という安いものである。
何を作るかは、購入できる材料の在庫次第ということで、電車の中で検討しておいてその場で決めた。最初は、高さ600mmの2副空気室の標準MCAP- CRでいこうと思っていたのだが、その場でCBS-CRに変更した。多自由度バスレフ型は、空気室のサイズだけ適当に決めておいて後はダクトで調整できる ので、こういうアバウトな計画で十分である。これが最大のメリットかもしれない。仕上がり寸法は、300W×286D×450Hであるが、共振周波数など は未だ決めていない。スピーカーユニットも何にしようか考えていないといういい加減さである。 |
CBS-CR型のレイアウト
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新しいCBS-CRはどのようなユニットを使うか考えながら、13cm
を含めて手持ちのユニットを眺めてみた。 FE103En-Sは高級感抜群で音もよさそうだが、この箱では、低域の量感が足りなくなる気がする。 DCU-F122Wは、振動板が特に美しいが、ダイキャストフレームが薄くて少し高級感に欠ける。これは別の用途にとっておこう。 Omnes AudioのL5は13cmで高級感があり外観は好ましいが、フレームが大きいため、メインチャンバーの幅を増やさなければならない。また、この箱には弱 めな印象がある。 FF125Kは、古いが見た目は悪くないし、大きなマグネットが貫禄たっぷりである。取付寸法は調度良い。低域の量感が不足する懸念は残るが、これでやっ てみようと思う。低域が薄ければ、振動板に灰色の塗料を塗って、偽WKにする手もある。 今回の設計を左に書いてみて、空気室の呼び名が欲しいと思った。 とりあえず、左図のように副空気室を夫々、S1, S2, C1と呼ぶことにした。C空気室は、CBS-CR型固有のもので、主空気室には直接は繋がっていない。S空気室は、標準MCAP-CR型と同じく主空気室 に繋がっており、更に、C空気室にも繋がっている。空気室の繋がりのイメージを色で描いてみたがあまりピンと来ない。 |
新しいCBS-CRの設計がまとまったので、穴開け加工に入った。 穴開け自体は大した作業ではないのだが、自在刃の作業は危険がいっぱいで恐ろしい。手も足もコードも引っ掛けないよう細心の注意が必要である。穴開けは、 25mm×2箇所、44mm×4箇所、50×10箇所、104×2箇所で、作業は1時間ほどで終わったが恐ろしかった。本当は、スピード調整できるボール 盤が欲しいが、置き場所がないのが悩みである。とりあえず、ベランダでドリルを使って穴開けしたが、硬い板だったらとても無理だった。事故がなくて良かっ た。 削り屑の掃除も大変だった。外注出来れば良いのだが、設計しながらつくるのではしょうがないのだろう。 |
FF125Kを活用するCBS-CRの製作は、ダクトのコーティング工
程に入った。 コーティングは、紙ダクトを使用するためには必須の工程である。コーティングしないと、紙が毛羽立ってきたり、剥がれてきたりする。 最初に、240番の紙やすりで、大きなケバや、ささくれを削り取る。本当は丁寧に作業したいのだが、昨年スピーカー再生技術研究会のオフ会で発表した MCAP-CR/CBS-CR/AICC-CR三部作を作ったときから、腱鞘炎になって完治していないので、今回は軽く削るのに留めた。 コーティングには、ワシンの水性ニスを2倍位に薄めて使用する。細かい筆を使用して、ダクトの内外周や、ダクト穴の切断面に水性ニスを染みこませてゆく。 塗るのではなく染み込ませるのは、内部の繊維の結合力を多少なりとも補強するという目的と、コーティングの不足を無くす目的がある。濃い液を使うと十分に 染みこんでいかないので、効果が少くなってしまう。 塗っている途中は、紙に染み込んだ斑と、塗料の泡で汚らしい。見えないところなので、こういうものは気にせず、何度も塗り重ねる。塗っていく途中で、筆に 付いて来た紙の繊維は綺麗に取り除く。 垂らしてしまっても大した問題のない簡単な作業である。仕上げの腕も不要だ。 乾燥すると、泡はなくなり、表面がテカテカと光ってそんなに汚くはなくなる。 この後は、いよいよ部分接合工程に突入する。 製作の過程でCBS-CRの意外なメリットが見えてきた。 CBS-CRは、空気室を平面上に配置するのが基本なので、組立の間違いが少く出来そうなことである。空気室を立体的に配置すると大抵どこか間違えるが、 平面上に配置すると、ミスを犯しにくくなる。 普通はあまり気にしないのかもしれないが、ミスを防止する設計とか、ミスしても影響を少くする設計というのは、職業エンジニアが最も拘る点である。 |
CBS-CRの新作はどんどん進んできた。 今回は、主空気室にワイン瓶のコルクを輪切りにしたものを貼りつけてみた。吸音材を使わずに実用になるかどうかの確認である。適当な厚みにスライスしたコ ルク栓をボンドでランダムに貼り付けてゆく。あまり綺麗に揃わないようランダムに貼り付けることにした。全部で、100〜200cc位の容積になったろう か。このあたりは適当である。擬似ロッククライミングの壁のようになった。見掛は面白いが、プラシーボ効果さえあるかどうか分からない。却って悪くなる可 能性もあるので取り敢えず聞いてみてからの楽しみである。 パイン集成材は、誤差が大きいので、空気室部分を組立ててから、出っ張っている部分を鉋と紙やすりで修正してからバッフル板とリアの板とでサンドイッチし た。端金にラップを巻いているのは、錆が付くのを防ぐためである。 大きめの端金は数を持っていないので、1本ずつしか組立てられない。自分の部屋には大きくて邪魔である。作ってみてから唖然とした。これでは、メーカー製 20cm3ウェイ位のサイズになる。12cm口径用のバックロードホーンよりはサイズが小さいが、これではスケールのメリットがあるとは云えない。特性が 悪ければ失敗作であるが、それは音を聞いてからの判断にしたい。 今回は、CBS-CR型のメリットを享受し、間違えずに組み立てることができた。 1本が先に組みあがったので、FF125Kを置いてみた。C1チャンバーからのダクトは、後ろ向きなので、写真では分からない。正面を向いたダクトのレイ アウトはあまり格好良くない。 寸法が300W x 450H x 286Dと大きいので、6畳間にはぎりぎりのサイズだろう。これより大きいと部屋の壁の影響が気になってしまう。バッフルも大きいので、音場感もメーカー 製より良い程度だろう。 音を出すだけなら無理すれば今日中に出来るが、仕事が溜まっているので、今日はここまでである。仕上げは先延ばしにして、来週末には音出ししてみたいと思 う。久しぶりのFostex FFサウンドを堪能したい。 |
今週は仕事がきつかったが、今日は少し早く引けた(とは云っても8時帰
宅)ので、懸案のCBS-CRを繋いで鳴らしてみた。半田付は大したことないが相変わらず綺麗には出来ないので箱の仕上げのときにもう一度やり直そうと思
う。 システムコンポに繋いでNHK AM第一を鳴らすと変な音だった。箱鳴りも結構強く感じた。このスピーカーユニットは、もう5年位鳴らしていないのでしょうがない。フリッツライナー指揮 シカゴ響のドン・キ ホーテは結構な迫力で鳴っている。流石にFostexの高級品だけあって筋金入りという感じの音である。8cmのCBS-CRと比べると低域 側は一回り大きくなった感じである。大きいだけのことはある。 パイプオルガンは結構低域が延びている。但し、後方を向けたC1チャンバーからのダクトの音は小さい。 |
項目 |
仕様 |
備考 |
M空気室 |
5.8L |
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S1空気室 |
6.0L |
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S2空気室 |
6.0L |
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C1空気室 |
6.0L |
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M〜S1ダクト |
φ50mm x 46mm |
簡易計算での共振周波数は143Hz |
M〜S2ダクト |
φ50mm x 76mm |
簡易計算での共振周波数は110Hz |
S1〜C1ダクト |
φ50mmの穴のみ(板厚18mm) |
ここの共振はあてにしない |
S2〜C1ダクト | φ50mmの穴のみ(板厚18mm) | 同上 |
S1大気開放ダクト |
φ44mm x 73mm |
簡易計算での共振周波数は87Hz |
S2大気開放ダクト |
φ44mm x 123mm |
簡易計算での共振周波数は67Hz |
C1大気開放ダクト |
φ25.4mm x 110mm |
簡易計算での共振周波数は40Hz |
このところ、私生活ではいろいろなことが続いている。今年は何かありそ
うなので、旅行などは控えている。 もうすぐ父の命日なので今日は墓参りに行った。途中、公園のベンチで休んでいたら鳥の糞をかけられてしまった。幸い暖かかったので服を脱いで洗うことが出 来た。 墓石に水を掛けていたらカメムシにかかってしまった。カメムシは嫌がるかと思ったら水がかかったのが嬉しそうで水に浸かりながら水分を採っていた。 臭いにおいを出されなくて助かった。今日はカメムシにとっても暑い日だったのだろうか。 |
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昼食後、日比谷公園で行われているオクトーバーフェストに行った。 ドイツでは文字通り10月に行われるビール祭りだが、日比谷では何故か5月に行う。どうせ日本でやるのだからマイフェストでも良さそうな気がするが、10 月に拘るようだ。 ドイツの有名なビールが登場するので楽しみではある。今年はホフブロイのヴァイスビアとラガーを楽しんだが昼食後なので、美味そうなソーセージやカツは食 べられなかった。席を詰めて空けてくださった若いカップルと談笑しながら1リットルを飲みきった。 気候もちょうど良く美味いビールだった。 |
昨日、今日と、1泊2日で日光を旅行した。 日光と云えば、妻も自分も40年以上前に訪れたらしいという不確かな記憶があるだけで、10年前から行こうかと言っていた名所である。また、昨年、ミステ リートレインのツアーで、思いがけず駅の周辺を訪れ、空気が美味いのと、少し気温が低めなのとで、もう少しゆっくり訪れてみたいと思っていたところだっ た。今回はエースJTBというツアーを購入して東武日光駅まで行き、そこからレンタカーを借りて一回りしてきた。 小型のレンタカーを借りて最初に訪問したのは華厳の滝だった。子供の頃の記憶しかない二人にとって、見たことあるのかないのか良く分からない景色だった が、子供の頃はエレベータが無く、滝の下の方からは見えなかったのではないかという意見で一致した。今回は、滝の水量が多く仲々の見応えだった。 滝のところにある売店を見ると、自分がインシュレータに使っている水晶やアメジスト等の石を売っていた。御徒町の石屋で売っているものより石の粒が大きめ だったので、買おうか迷ったが、小さな大瓶で800円もしたのでやめておいた。 中禅寺湖の周りを回っていたら、竜頭の滝という滝があった。名前が素敵なので見学したら、滝が美しいだけでなく、ツツジも美しかった。日光は世界遺産の街 だけあって、名所が多いものだと思った。 宿泊したホテルは、日光金谷ホテルというベーカリーが有名なところで、そこにはプライベートな河原があったりしてゆっくりと寛ぐことが出来た。川の流れを 聞きながらゆっくりと眠ることが出来て寛いだ。 有名な東照宮は、子供の頃の記憶は殆ど無かったのだが、世界遺産だけあって美しかった。鳴龍も素晴らしい音響建築だった。 たまにはオーディオ趣味を離れてこういうものも良いものだと思う。 |
スピーカーシステムをひっくり返した。 これは音を変えるためではなく、仕上げを修正するためである。 このシステムは、ロイヤルホームセンターで、定尺幅の集成材を直線カットしてもらった以外はすべて自分で穴を開けたり削ったりして組み立てたものであ る。 ロイヤルホームセンターのカット誤差は、0.5mmも無かったが、それでも、板の厚み誤差があるし、板が伸びたりして仕上げの寸法が狂った。 狂いは、なるべく目立たないところに集中させるようにしている。具体的には、接地側とか背面に段差ができるように組立ている。 今回は、この段差の修正作業に着手した。 カットの寸法には殆ど狂いがなかったのにもかかわらず、接地面の段差は、最大2mm程度ある。今回は、内部構造材を十字型に組んでいるため、カットの僅 かな誤差、板厚の誤差、板の伸びが加算されてこのような大きな誤差になっている。 以前は、このような誤差が出た場合には、出っ張り部分を鉋で削り、紙やすりで仕上げていた。しかし、せっかくの板がもったいないので、最近は、このよう な段差に檜の薄板を貼って化粧するようになった。 檜の薄板の化粧は、作業が簡単な割には効果が大きい。鉋で段差を削るのは骨が折れるし、合板では醜くなってしまう。それに対し、檜は、柔らかくて削るの がラクである。貼る手間を考えても、広い面を削るよりは体力的な負担が少くなる。 檜の薄板は、厚さ1mmのものと2mmのものをそれぞれ4本ずつ準備した。1mmのものは、東急ハンズで、2mmのものはロイヤルホームセンターで購入し た。それぞれ幅は公称20mmである。但し、東急ハンズのものは、公称値より1mm位小さいことがあるので、注意を要する。 このような部材を購入するときには、必ず大きめのものを購入しないと却って格好悪くなる可能性がないとは云えない。ロイヤルホームセンターで売っている 部材は、常に大きめだったので、こちらのほうが親切である。 この部材は、最初は鋸で切っていたが、ハサミで簡単に切れることに気づいた。ハサミで切るほうが良いようである。 寸法通りに切り出し、木工用ボンドで貼り付ける。貼りつけたあとは。良く押し、湿ったタオルで拭く。 湿ったタオルで拭くのは、はみ出したボンドを取り除く意味の他に、部材の外側を湿らせる効果を出すためである。外側を湿らせないと、板が反って、剥がれ てしまうことがある。 このよう薄板の場合には、剥がれてしまうことは少ないが注意するに越したことはない。 接着後は汚いが、乾いた後に、鉋と紙やすりで修正すれば割と綺麗になる。 修正作業は、来週にでもしようかと思う。 音が出てしまった後は、落ち着いて作業ができるので、このようなのんびりした工程が可能である。音出しの前に仕上げようとすると、早く音を聞きたくて急 ぎの作業をするので、失敗しやすくなる。 今日は、仕上げ塗装の準備のため、ラッカーが固まってバサバサになった刷毛の再生の実験を行った。 塗装の後、毎回念入りに筆を洗うのだが、完全には綺麗にならず、毛が固まってしまう。このような刷毛は捨てるしかないのかと思うが、勿体無いので、薄め 液に浸けてみた。数時間ではどうにもならないので、このまま来週まで放置してみることにした。ビンはこのために態々買ってきた食料品用である。ロイヤル ホームセンターで199円だった。ピクルスでも漬けるものだろうか。ビンは大きいのだが、筆が長いので、筆はカットしなければならなかった。既に8時間く らい浸けているが変化はない、このまま捨てるしかないのだろうか。 |
アクリルラッカーが固まった刷毛を薄め液に漬ける実験を始めて5日が
経過した。 観察しても、刷毛の様子に変化はない。変わったことと云えば、刷毛の柄に薄め液が浸透したことと、薄め液が何となく茶色っぽくなってきたことくらいであ る。薄め液に木の色素が溶け込んだのだろう。 どうもこれではこの刷毛が使用可能かどうか判別できない。あと何日か置いてもダメそうな感じである。 やはり、塗料を一旦乾かすと仲々溶けないのだろう。ということは、アクリルラッカーの塗膜は十分強いということになる。 今後はウレタンではなく、アクリルを主に使っていこうと思う。 |
今日は、Stereo7月号の発売日だったので、ヨドバシ
アキバの書店で早速購入してきた。 5月22日の日記で、kenboさんにお会いしたのは、この号の『スピーカー競作2011』の記事のために、kenboさんが音楽之友社に行かれる前の 時間だった。そのときにkenboさんのシステムについては既にお聞きしていたが、どのような記事になるのか興味があった。 kenbo さんの新作は、FW-168HRという高級ウーファーをkenboさんオリジナルのバックロードバスレフ(BLBR)方式に仕上げていたものだった。これ を読んで、自分も16cmにチャレンジしたくなった。と、自分がTangbandのW6-658Aという6インチウーファーを持っていたことを思い出し た。これは、麻布オーディオでジャンク処分をしていたもので、1本あたりたったの1,600円位だったように記憶している。 |
今年は、Stereo誌7月号のおまけを組立ててみた。昨年は、4冊
も購入しながら、不精のため結局1組も組み立てなかったので、今回が初めてであった。 取扱説明書のままにやっていけば取り敢えず組み立てることは出来る。しかし、初めてなので、ボンドの塗布量などがよく分からなかった。組立はすぐに出来 たが、写真の通り、ボンドがたくさんはみ出ている。我ながらヘタクソだとおもった。取り敢えず音は出ると思うが、全然期待していない。 FosterのFF80BKと同じかと思ったが、こちらは、フランジ外周の折り曲げが少いようだ。折曲量は多いほうがフランジの剛性が高くなり有利だと 思う。 昨年、FF80BKを8本購入して、最初のQNDR型を作ったときは、柔らかい音色が気に入っていた。今回は殆ど同じと思われるものを、自分の手で組立 てたので、音は悪くなると思うが、いずれ何か作ってみようと思う。このサイズだと、テレビの脇に置いて使うのには丁度良いかもしれない。 裏面には、『Stereo』と『FOSTEX』のロゴが入っている。空気漏れ防止のスポンジゴムが最初から付いているのは親切である。 手作りアンプの会では、このユニットを使ったイベントを企画しているようだが、自分はそこまで入れ込もうとは思わない。FF125Kを使ったCBS- CRの音を聞いて以来、8cmには限界を感じるようになってしまった。 |
昨日、暑さ対策グッズを買いに東急ハンズ銀座店まで行った。 暑さ対策グッズは、襟に巻くタイプを2種類、小さな扇風機を2種類購入した。襟に巻くタイプは今使っているところで、意外に涼しい。襟が濡れて気持ち悪 いところと、外装を取り外して洗濯できないのが欠点である。 ついでに木材を見ていたら、黒檀の丸棒があったので、直径20mmのものを1本購入してきた。黒檀は、他の木材と比べて特に密度が高く、ずっしりと重 い。 仕事が忙しいので、今週は触らないつもりだったが、ストレス解消のため(?)に切ってみた。例によってマイターソーを使う。少しずつ回しながら切れば、 ささくれが減るかと思ったが、断面に段差がついたので、最終的には、ささくれを認容してまっすぐ切った。 黒檀の切粉は、コーヒーのようで妙な感じである。素材が固いためか、鋸での切粉も粒子のサイズが揃っているようである。 約4mmと7mmの2種類の厚みに切り分けて薄いほうからCBT120aに敷いて試してみた。 今まで使っていた水晶粒と比べてもそれほど表現の細かさが失われた感じはしない。低域はむしろしっかりするようだ。水晶粒との差は、誤差範囲かもしれな いが、そんなに悪くない。 細かいことを云えば、形状・サイズや、置き方でも変わるので、黒檀の絶対的な評価は不可能だが何となく評価するとかなりいい。 今回黒檀を使ったのは、Philewebで、紫檀ブロックが良かったと教えて頂いたためである。東急ハンズ銀座店には、紫檀の丸棒は置いていなかったの で、黒檀にしてみたものである。 819円という金額は、オーディオ趣味としては安いが、塵も積もれば山となるので、無駄な気もする。趣味なのでカネの続くうちはいいことにしよう。 |
今日はCBT120aの仕上を行った。 最初に、角部に鉋がけを行った。松の集成材は、木目の方向が不揃いなので、鉋がけには向かない。一応木口と木端は方向を揃えているのだが、同じ方向に鉋を 引いても、綺麗に削れるところとガタガタになるところがある。継ぎ目の向こう側わ良かったが手前側はガタガタになることもある。というか、何故か大抵そう なるので、余程の名人でもない限りは鉋がけだけで仕上げるのは不可能である。 鉋がけの次は、紙やすり掛けである。 今日は手抜きをして、サンダーを利用した。80番で始めたが、段差を削ってゆくのが大変なので、途中で60番に変えた。 サンダーを使うと、60番でも結構滑らかな肌になる。 全体を60番で滑らかにした後は、240番で仕上げた。番手が飛び過ぎの感じがするが、自分の経験上はこれで十分である。やすり掛けを手で行うときは、 60番→100番→150番→240番というように粗さを変えてゆかないとうまくゆかないが、サンダーを使った場合は、粗いものでも滑らかに仕上がるの で、60番→240番で十分だった。 サンダーの工程が終わると次は、240番を手で掛ける。サンダーを使うと細かいところに気づかないので、最後は手で掛ける。素人仕事なのでヘタクソだが、 一応手で掛ける工程は省かない。 その後、薄めたアクリルラッカーを塗り、2時間ほど乾燥させ後に、空研ぎ用紙やすり600番で、塗装面を削る。最後にアクリル樹脂製ワックス、ワンピカで 仕上げる。今回は、筆で塗った後に濡れたタオルで余分な泡を拭きとる工程にした。手抜きな割には適当に仕上がる。 この工程のときに、吸音材を入れるつもりだったので、今回は、ウールの高級吸音材を使用した。麻布オーディオで購入したものである。高級とは云っても大し て高価なものではない。 ダクトを塞ぐ形になるのは気に入らないが、取り敢えず適当に詰めてみた。 とうとう完成した。 音を出してみて最初の感想は、音が滑らかになったことである。やはり吸音材の効果は大きいと思う。音の角がとれて聴きやすくなった。 低音から高音までスムーズで、そこそこ高価なシステムにも引けをとらない感じである。 最初に、Bobo Stenson Trioの"Good bye"を聞いてみた。作業中に鳴らしていた、FeastrexのNF5EXを使ったシステムと比べると滑らかさ、細かさでは差が付くが、力強さではあま り引けをとらない。こちらはローエンドを設計上40Hzで切っているので、NF5Exを使ったTR130cと比べると本当の低域では及ばないが、通常重低 音と云われる帯域は十分である。 クラシック曲を聞いてみなければ評価は出来ないが、殆どの場合は、このFF125Kを使ったCBT120aで満足できるのではないかと思う。 Fostexのレガシーなユニットを使ってここまで鳴るのなら文句なしで満足できる。 |
このところの暑さに負けて、卓上の小型扇風機を購入した。 7月2日に秋葉原の駅の近くのところで1個購入したところ静かでそよ風が気持よかったので、7月10日に3個買い足した。 合計4個を、自分のPCデスク用に1個、寝室用に2個、会社用に1個と使い分けている。USB用なので、AC-USB電源コンバータを買わなければならな かった。 写真のファンは1個580円だったが、電源が1個500円〜800円位するので、1個1,200円位になった。これが結構快適である。静かでそよそよとし た風は、意外に心地良い。 |
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